オランダ花紀行3
今日の花紀行は
紫陽花の生産者を訪問
紫陽花
切り花としての紫陽花のブリーダーの考えや下処理のお話も伺えました。
切り花として扱う場合
切り落としてすぐにPHを変える特殊液に約8時間つけてから出荷
すると、日本で見れるような
水揚げの良い紫陽花が花屋に装飾に使われて行きます。
益子の印象としては
10数年前に
初めて見た秋色紫陽花の衝撃は忘れられません。
どうやって作られてるんだろ~。。。
最近見る鮮やかな切り花の紫陽花…。
水揚げも良くどうなってるんだろ~???
だってお庭の紫陽花はとても綺麗だけど
すぐにグッタリするでしょ;^_^A
花びらも販売してるものより
薄い。
そうなんです。
花が大きく
花びら厚く
発色の美しい種をとりあげて
ブリーダーが新種を作って大量生産
販売に結びつくのです。
一つの品種が出来るまで約7.8年
根気の要る作業です。
では?!
秋色紫陽花は?
セピア色しながらもその存在感は
たまらなく魅力的
よ~く見て見て!!
ピュアな紫陽花は若く美しい
そのまま、細菌や強い日差し、害虫にやられることなく約六週間。
紫陽花の熟女…美魔女が出来上がるわけです。
日本の露地物では
雨や害虫、細菌が発生して美しくなる前にトロけたり、シミになったりしてしまい美しい姿に熟成出来ないのですって。
もちろんその為の工夫は
土に変わるシート、温度管理は欠かせません。
まだまだ、新作の為の作業は続いています。
6月の半ばまでは、
サンプルの品評会などで
大勢の花関係者が世界各国から訪れるようです。
そんな華やかさも見て見たい気もしましたが、丁寧に説明いただき、素人には
ありがたい対応を頂きました。
感謝です
ITFA益子秀美でした