夏のおもてなし和花

梅雨あけ10日。

よく晴れて暑くなる梅雨あけ特有の
気候。
正しくそんな季節に李舟先生から
(^-^)/

いけ花では、水辺の描写として水中植物をよく使います。

睡蓮、蓮、河骨…

水中で一生を終える種類ですので、切り花として鑑賞するには特別な水揚げを必要とします。

切り口からポンプで水を送り込み、丁寧に扱います。

中でも「河骨」は特に水が落ちやすく、活けた当日しか持ちません。

そのため、お客様をお迎えするときは、その日の朝「河骨」を採取して丁寧に水揚げして活けて、お待ちします。

あなたをお迎えするために、1日だけの花を活けてお待ちしていました、という歓迎の心です。
まさしく「おもてなしの花」。
素朴で静かな佇まい、年に一度は活けたい夏の花です。


写真は河骨、睡蓮、太藺のお稽古です。

ITFA李舟

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