花たより・・・夜来香～チューベローズ～

チューベローズ
先日、まりちゃんがお土産に持って来てくれました。
香りがよくアンティークなホワイトが素敵。
ブライダルブーケにもよく使います。

 

そんなチュウベーローズの花たよりをお伝えします。

 

♪゜・*:.。. .。.:*・♪♪゜・*:.。. .。.:*・♪

 

こんにちは
フラワーキャリアコンサルタント
益子　秀美です(・∀・)

 

チューベローズ
良い香りですよね・・・。

 

 
メキシコあたりが原産と言われている球根植物です。

 

 

あたり・・・。なぜ原産地がはっきりしないかというと、
自生している状態の野生種が見つかっていないからです。

 

 

最大の特徴は花の芳香で、
夜になると強さを増すその香りは神秘的でもあり、
香水の材料としても使われます。

 

 

夜に香るところから、
中国では「夜来香(イエライシャン)」
「晩玉香(ワンユイシャン)」などの呼び名があります。

 

 

レイにもよく使われる花で、
ハワイっぽい香りと形容する方もおられます(^O^)

 
ヨーロッパにもたらされたのは1629年
日本に入ってきたのは寛政年間(1789-1800)で、
オランダからジャワ経由で入ってきたとされています。

 

当時はジャガタラズイセン、
オランダズイセンと呼ばれていたそうです。
すいせん・・・という形容だったのです。

 

 
地際から細長い葉を数枚伸ばします。
開花期は夏から秋で、
花茎を60cm～1mほどの長さに伸ばして、
その先に穂状に花を付けます。

 

 

花茎は太くて光沢があり、数枚の葉を付けます。
花は乳白色で蝋細工のような厚みがあります。

 

 

形はろうと型で付け根が筒状になっており、
先端が6つに分かれて開きます。
一重咲きと八重咲きがあります。
写真は八重咲きですね(*ﾟ▽ﾟ*)

ローズと名につきますがバラとは関係ありません。
属名のポリアンテス、「白い花」と言う意味です。

 

あの歌にもある♪
「夜来香（イエライシャン）」
がこのチューベローズだったのです。

 
このタイミングで歌っていた李香蘭が
ニュースに取り上げられているのにも驚きでした(°0°)!!

 
確かにこの香りこれも生徒の網ちゃんに嗅がせて貰った
ハワイのピカケにも似ています。
そう言えば、昨日の夜事務所で作業していると
ととも良い香りで癒されました。

 
せっかくなので、
チューベローズの
ワイヤーリング方法を(^-^)/伝授！！

 
このような花つきの素材は
お花を一つ一つ外します。
そして、ピアノメソッド。
#２８or＃２６ワイヤー使用

保水をしてテーピング。

これから盛りのリンドウとおなじ手法です(*^^)v

 
リンドウと違う点として、
お花が開いた状態になった時には
繋いでリストレットやヘアーリース、レイにもなります。

 

 
ワイヤーをインソーションすればいいだけ！

 

 
ブーケに使う時は、切り分けるか？！

 

茎が太いならワイヤリングして使うのもありですね。

 
香りと可愛らしさに手にした花嫁もうっとり
まりちゃんがお土産にくれたくれたチューベローズ
網ちゃんが教えてくれたピカケの香り
大変お勉強になりました〆(._.)ﾒﾓﾒﾓ

 

教える事は学ぶ事
花歴３０数年、今も尚、
感じていれる幸せ（≧∇≦）ありがとうございます。
振り返り繰り返しながら・・・。

 

 

チューベローズのワイヤリング法
お役に立てれば嬉しいです。
良かったらイイねボッチリよろしくお願いします(^_－)－☆