中国 上海花市場~花たより~
こんにちは!(^^)!
フラワーキャリアコンサルタント
益子 秀美です。
朝晩めっきり冷え込み11月も、
もう半ば、山は紅く染まり
街はクリスマスに染まり始めました。
昨日の取手レッスンでは
今年初のクリスマスリースレッスンが始まりました。
日本のこの時期
ヒバ
ヒノキ
ヒイラギ
枝ものが、おめみえし
野ばらのみ
サンキライ
フォックスフェイス
実物も増えます。
秋から冬に向かう花たちです。
一足早い春のお花もちらほら顔を見せ始めていますが
夏のお花は・・・さすがに(+o+)
日本産(国産)で探すのは難しいでしょうね。
では、中国での国産とは?!
こちらは、
上海花市場で見た
中国産ひまわり
かと思うと、ちゃんと秋冬のお花もあります。
春の花 ラナンキュラスも
さすが!広い国、中国
国産で四季のお花がそろってしまうのです。
スイカも年中あるぐらいですから!(^^)!
ただ、定番の品種がほとんどで
日本のように、多くの品種がありません。
たとえば、定番とは
バラ・ガーベラ・ユリ・カーネーション・マム
のようなもの。
人気のある中国では変わった品種とは、
ビバーナム・アストランティア・イブピアッチェ・イブニングスター
のようなもの。
これらは、
輸入専門の市場内(卸のお花屋さん)
にのみ販売されていました。
上海の花市場は日本でいう仲卸のような
お店が軒を連ねています。
その中の輸入花専門店、
大小50~100店舗くらいのうち
輸入専門の店舗は2店舗だけでした。
しかも、とても割高!!(>_<)
日本の3倍以上はしていましたね。
でも、とても人気があります。
いままでの中国の印象は、
赤が好き。
大きい方が好き。
花束は
花の種類が定番。
でしたが…
今日では、パステル色、葉物
実もの、を使ったヨーロッパ風のアレンジが好まれます。
ラッピングや、
プリザーブドフラワーなどは、
日本の花扱いに興味を持って下さっています。
4月、11月、
今年は二回来中し、
花市場、人気のお花屋店舗
花を買う方々の要望、習いたい人の意見
を伺いことができました(^-^)/
中国一番人気のお花屋さんの
色合わせは、同一色調配色(同系色の濃淡)
日本人の好みと同じでした。
お花を買う方の好みがそうなのです。
街の装飾もパステル調の白ピンクをよく目にしました。
時代と主に変わりつつあるのですね。
いまでこそ、沢山の品種を見ることができる日本も
昔は、こうだったのかもしれませんね。
日本の花農家さんに感謝です!(^^)!
菊は、やはり仏に使われるようで
ブロック状にたくさん積まれていました。
10年前に、
同じ上海花市場
中国では北京花市場に行ったことがありますが
大きく変化を感じました。
特に同じ建物の2~3階にある資材やさん
店舗が入れ替わったように輸入物を沢山扱いようになりました。
日々進化中の中国花市場
目が離せません。
楽しみですね。
また、私たち日本人のことは
華道の人、
花の道を知る人として
見てくださっているようです。
花束であってもブーケであっても。
生花(いけばな)
フレッシュフラワーのこともそう言われています。
国は違っても、政治ではいろいろあっても
花で中国の方々とも調和を謳う
ことができると幸せですね(*^_^*)
ご無沙汰でしたが、イイネの応援いただけると嬉しいです。