ウィルスとの対決‼️花業界コロナの影響
コロナ…一向に収まる気配がありません。
学校生活から社会生活。
業界を越えて活動が滞り…先行き不透明ないままです。
私達花業界に於いては…春になり卒入学式、春彼岸、ブライダルに向けて開花調整した花が開き始めたにもかかわらず、お披露目先が見つからず、生産は大打撃‼️
と、なると、もちろん生産から流通、小売に至るまで動きが縮小され…ても花は咲…廃棄が増えるのです。
もちろんこれは日本🇯🇵 だけでなく、
ヨーロッパのハブとなる花市場でも。
下記、情報をアップしておきますね😭
オランダの花市場では、先週の金曜日には、8000以上の台車が売れ残り、花が廃棄されたといわれている。戦後すぐに起こったチューリップの廃棄(大豊作)以来のことだ。
「オランダをめがけている南米やアフリカの生産者も、行き場を失って大変のようです。皆が日本を目指したいのですが、フライトのキャンセルでスペースが取れません。弊社のエチオピアの生産者は、オランダの市場で一本1-5セントしか値がつかないとボヤいています」(本日の午前中のメール)。
欧州では、ケニアのバラ生産者などは注文がキャンセルになったようだ。以下の記事で、これが”25%の門前払い”の意味だとわたしは解釈している。
「ヨーロッパ全土で、かなり安くして買ってくれと言っています。ヨーロッパもアメリカもマーケットも総崩れです」とあった。
日本も厳しいけれど、オランダやケニアは、その国の多くの人が「花で」食べています。国としても深刻さがちがいます。
「オランダの園芸部門は、コロナ危機により大きな打撃を受けました。政府と銀行からの緊急融資がなければ、多くの企業は数週間以内に破産するでしょう」とロイヤル・フローラホランド(オランダ花市場)のスティーブン・ファンシルフガード(Van Schilfgaarde)総局長は説明します。
需要の減少により、Royal Flora Holland(オランダの花市場)は、劇的な低価格を経験しています。11週目に(3月に入って)、セリ時計の価格はマイナス50%に下落しています。オークションの入荷量の25%が、セリにかけられずに売り先を失っています。
これは、100年以上の歴史を持つ協同組合で、これほどまでに起こったことがない事態です。多くの生産者と商社が存続の危機に瀕しています。「市場の状況は劇的です」と言われています。
<2割が廃棄に回る>
過去2週間で、価格は通常より最大50%低くなっています。先週の金曜日には、花の供給量の20%が廃棄されています。買い手がつかないためです。今後の数週間の予想は、さらに悪化しています。「この期間中の通常の売上高は、週に1億5000万から2億ユーロ(約300億円)です。今回の危機は、最悪の時に起こりました」と、ゼネラルディレクターは説明しています。
<生産者はODEの増加を恐れる>
2週間も経たないうちに、ODE税を伴うエネルギー法案の増加も、生産者の間では問題になりそうです。「その後、支払いの問題が深刻になります。政府や銀行からの緊急融資やその他の形態での財政的支援がなければ、企業はまもなく崩壊するでしょう」。
<コロナ危機は、花栽培部門で大虐殺を引き起こす>
オランダ最大の協同組合の経営陣は、早急な行動を求めています。「手遅れになる前に業界全体で行動を提唱しています。本当に数分から12分です」。花き栽培は、オランダで3番目に大きい輸出部門です。スキポールの主要港とロッテルダム港に加えて、オランダは花き栽培の国際的なハブの役割を果たしています。オランダは世界の輸出の35%を提供しています」。
<輸出を維持する>
花と植物の輸出額は62億ユーロ(約9000億円)です。150,000人が花き栽培および関連サービスプロバイダーで働いています。花き栽培は、鮮度が重要な製品です。それゆえ、独自の地位を占めています。その後のマーケティングのために花を在庫しておくことができません。
オランダのフローラ・ホランド花市場は、花栽培の輸出をできるだけ長く維持することを提唱しています。この部門は、花や植物の輸出によって推進されています。これは総売上高70億ユーロに対して62億ユーロになります。
輸出が消えてしまえば、多くの花き生産会社にとって支援が終了してしまいます 。によると、Royal Flora Hollandは生産者の協同組合として、生産者と商社の支援に取り組んでいますが、「このセクターにはこの危機に対処するためのリソースがありません」と述べています。
どのような対策が取られるのか…
生活用品や食料品の買いだめが多くて見られる昨今…
花の需要の脆さ…儚さを感じる一方。
花こそが平和、幸せの象徴なんだ‼️と感じずにおれません。
エルフに入った可愛い花々が
廃棄される動画は悲しくなる程です。
オリンピック延期についても
難題山積の中、花の生産者の悲痛な現実が浮き彫りになっています。
花と笑顔…
早く戻りますように。
皆様ご自愛くださいませね
勇気づけの花育師 益子秀美でした